「新居には念願のグランドピアノを置きたい」「壁一面を本棚にして書斎を作りたい」
夢のマイホーム計画において、こうした重量級の家具・家電の設置を検討されている方は少なくありません。
しかし、そこで見落としがちなのが「床の耐荷重」の問題です。一般的な住宅の床は、数百キロ単位の重量物が一箇所に長期間置かれることを想定していません。そのまま設置すれば、床のたわみや軋み、最悪の場合は床が抜けるといったトラブルに繋がりかねません。
この記事では、重量物を安全に設置するための「床補強」について、大工工事による具体的な手法や費用の目安、そしてハウスメーカーではなく外部業者(分離発注)に依頼するメリットを解説します。

床補強工事はなぜ必要なのか?放置するリスク
結論:重量物による床のたわみ・沈みを防ぎ、永く安心して暮らすために必須の投資です。
住宅の床は、通常の生活荷重には耐えられるように設計されていますが、ピアノや大型水槽のような「点」や「狭い範囲」に極端な重さがかかるケースは想定外であることが多いです。補強なしで重量物を置き続けると、以下のようなリスクが生じます。
- 床のたわみ・沈下:荷重がかかり続けることで床材や下地が変形します。
- 床鳴り(キシミ):歩くたびにギシギシと音が鳴るようになります。
- 建具の不具合:床が傾くことで、近くのドアやクローゼットの開閉が悪くなることがあります。
- 転倒リスク:床が不安定になり、重量物自体が転倒する危険性が高まります。
家庭内で注意すべき重量物の例
特に以下のアイテムを設置予定の場合は、床補強を強く推奨します。
- ピアノ:アップライトピアノで約200kg~270kg、グランドピアノでは250kg~500kgにもなります。
- 大型水槽:水と水槽自体の重さで、見た目以上の重量になります。
- 大型本棚:壁一面の蔵書や、図鑑・専門書をぎっしり並べると数百キロに達します。
- 大型金庫:防犯性能が高いものほど重量があります。
大工工事による床補強の具体的な工法とアプローチ
結論:床下からの「束(つか)」の増設や、床板の下地を二重にするなど、構造自体を強化します。
「床補強」と一口に言っても、建物の構造や施工のタイミングによって工法は異なります。大工が現場を見て判断する一般的なアプローチには以下のようなものがあります。
1. 根太(ねだ)の増設・補強
床材を支える「根太」という角材の間隔を狭めて本数を増やしたり、太い部材に変更したりすることで、床板のたわみを防ぎます。荷重をより多くの部材で分散させる基本的な工法です。
2. 構造用合板の重ね張り(捨て張り)
フローリングの下にある下地材(構造用合板)を2枚重ねにする、あるいは厚みのある合板に変更することで、面としての強度を高めます。ピアノの脚のような「点」でかかる荷重に対して有効です。
3. 鋼製束(こうせいつか)の設置
床下からジャッキのような機能を持つ「鋼製束」を追加し、大引(おおびき)や根太を直接地面(基礎)から支え上げます。既存住宅の補強でもよく用いられる手法で、床の沈み込みを物理的に下から支えます。
※最適な工法は、新築建築中か完成後か、床下点検口から進入可能かなど、現場の状況によってプロが判断します。
メーカー純正オプション vs 外部業者(分離発注)の比較
結論:外部業者への分離発注は、品質を維持しながらコストを抑えられる賢い選択肢です。
ハウスメーカーに依頼する「純正オプション」と、私たちのような専門業者に直接依頼する「分離発注」の違いを整理しました。
| 比較項目 | メーカー純正オプション | 外部専門業者(分離発注) |
|---|---|---|
| 費用 | 割高になりがち (仲介手数料や管理費が上乗せされるため) | 適正価格・安価 (中間マージンがカットできるため) |
| 施工品質 | メーカー基準の安心感がある | 専門職人による施工 (実績ある業者なら品質は同等以上) |
| 柔軟性 | 規格外の対応を断られる場合がある | 現場に合わせた提案が可能 (部分的な補強など柔軟に対応) |
| 手間 | 住宅ローンに組み込める場合が多い | 別途申し込みの手続きが必要 (ただしWeb見積もり等で簡略化可能) |
ハウスメーカーの見積もりが予算オーバーだった場合や、引き渡し後に補強の必要性に気づいた場合は、外部業者への依頼が圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
オプション工事.comの床補強費用とサービスの特徴
結論:2㎡まで一律65,000円からの明朗会計。追加料金の不安なく依頼可能です。
当社の床補強工事は、わかりやすい面積ベースの料金設定が強みです。複雑な工法による追加費用の心配を減らし、必要な強度をしっかりと確保します。
安心のコミコミ価格
- 2㎡まで:65,000円(税込71,500円)
- 2㎡以降(1㎡あたり):25,000円(税込27,500円)
※上記は取り付け工事費を含んだ金額です。
当社の強み
- プロによる現地調査:床下の状況や設置予定の家具に合わせて、最適な補強範囲を提案します。
- 新築一戸建てに特化:新築の構造を熟知した職人が、美観を損なわず丁寧に施工します。
- 明瞭な見積もり:現地調査後に確定見積もりを提示するため、工事後の不当な追加請求はありません。
失敗しないために:新築入居前がベストタイミング
床補強は「入居前(引越し前)」に行うのが鉄則です。
生活を始めてから「やっぱり床が心配…」となって工事を行う場合、以下のような多大な負担が発生します。
- 数百キロあるピアノや本棚を一度移動させる必要がある(移動費・保管費の発生)。
- 工事中、その部屋が使えなくなる。
- 養生などの工程が増え、工事費用が割高になる可能性がある。
「いつか置くかもしれない」という段階でも、新築の何もない状態で補強しておくことが、将来の安心とコスト削減につながります。
まとめ:大切な家と家具を守るために、まずは無料現地調査へ
重量物を置く予定があるなら、床補強は「やっておけばよかった」と後悔しやすい工事No.1です。床が抜けてしまったり、たわんでしまったりしてからでは、修繕費用は補強工事費の比ではありません。
「うちのピアノは補強が必要?」「この部屋のどこを補強すればいい?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ一度プロの目による現地調査をご利用ください。しつこい営業は一切ありません。

0120-761-125
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