新築のキッチン計画で多くの人が頭を悩ませるのが、カップボード(食器棚)の「上部分」、つまり吊戸棚や上置き収納を設置するかどうかという問題です。「収納力は絶対に確保したいけれど、天井まで棚があるとキッチンが狭く見えそう……」というジレンマは、新築戸建て購入者の多くが直面します。
結論から言えば、ライフスタイルと身長に合わせた選択が重要であり、最近はあえて「上なし」を選ぶ方も増えていますが、耐震性や掃除のしやすさでは「上あり(造り付け)」に軍配が上がります。
この記事では、カップボード上の収納におけるメリット・デメリット、後悔しないための判断基準、そしてハウスメーカーよりもお得に設置する方法について解説します。

カップボードの「上」は本当に必要?メリット・デメリットを整理
上部の収納(吊戸棚・ウォールキャビネット)を設置するかどうかは、単に「物が収まるか」だけでなく、キッチンの居心地や安全性にも関わります。
「上あり(吊戸棚設置)」のメリット
- 圧倒的な収納力:使用頻度の低い季節物やストック品を大量に保管できます。
- 衛生的で掃除が楽:天井との隙間を埋める「フィラー」や幕板を使用することで、棚の上にホコリが溜まるのを防げます。
- 耐震性の向上:壁や天井下地にしっかりと固定する「造り付け」なら、地震時の転倒リスクを大幅に軽減できます。
- 統一感のあるデザイン:キッチンと同じ面材(扉の色・柄)で揃えることで、家具というより壁面の一部のようなすっきりとした見た目になります。
「上あり」のデメリット・懸念点
- 圧迫感が出る可能性:特に天井が低い場合やキッチンが狭い場合、視界に壁が迫るような感覚になることがあります。
- 使い勝手の問題:高い位置は手が届きにくく、踏み台が必要になるため、結局使わない「開かずの扉」になりがちです。
- コスト増:キャビネットの数が増える分、当然ながら費用は上がります。
「圧迫感」と「使い勝手」で後悔しないための3つの判断基準
設置してから「やっぱり邪魔だった」「収納が足りなかった」と後悔しないために、以下の3点をチェックしてみましょう。
1. 身長と「出し入れのしやすさ」
最も重要なのは、メインでキッチンに立つ方の身長です。一般的に、手を伸ばして届く範囲を超えた収納は、日常使いには不向きです。「年に数回しか使わない重箱やカセットコンロ置き場」として割り切れるならアリですが、普段使いの食器を入れたい場合は注意が必要です。
2. LDK全体の広さと視線の抜け
対面キッチンの場合、リビングからカップボードが見える配置が多いでしょう。この時、天井まで収納があると「壁」として認識され、部屋が狭く感じることがあります。逆に、上部を空けてアクセントクロスを見せたり、飾り棚にしたりすることで、視線が抜けて広く感じる効果があります。
3. パントリーなど他の収納スペースの有無
キッチン周辺にパントリー(食品庫)や床下収納がある場合、カップボード上部の収納は不要かもしれません。逆に、他に収納がない場合は、多少の圧迫感を許容してでも収納力を優先すべきケースが多いです。
ハウスメーカー vs 専門業者:賢く設置するための比較
カップボードはハウスメーカーのオプションとして頼むのが一般的ですが、実は引き渡し後に「オプション工事専門業者」に依頼する(分離発注)ことで、同じメーカー純正品を安く設置できることをご存知でしょうか。
以下は、一般的なハウスメーカー(HM)と、当社のような専門業者で依頼した場合の比較です。
| 比較項目 | ハウスメーカー・デベロッパー | オプション工事.com(専門業者) |
|---|---|---|
| 費用相場(目安) | 40万〜50万円 (中間マージンが含まれるため高め) | 20万〜30万円前後 (直接施工・大量仕入れで安価) |
| 製品の品質 | メーカー純正品 (LIXIL, Panasonic等) | メーカー純正品 (HMと同等の新品・保証付) |
| デザイン統一 | キッチンと完全に揃う | キッチンと完全に揃う (品番特定により同色同柄を手配) |
| 施工タイミング | 入居前に設置完了 | 引き渡し後〜入居前後に設置 (所要1〜2日) |
| 提案力 | 標準仕様の範囲内が多い | 予算に合わせた柔軟な提案 (不要な吊戸棚カットなど) |
オプション工事.comでの価格目安
当社では、LIXILやPanasonicなどの一流メーカー品を、工事費込みの適正価格で提供しています。
- プラン例(1段引出し付開き扉タイプ):工事費込み 217,700円(税込239,470円)〜
- プラン例(家電収納タイプ・電源工事込):工事費込み 231,800円(税込254,980円)〜
予算の上限を28万円程度見ておけば、ご希望に沿ったユニット構成で、既存キッチンと調和の取れた設置が可能です。
オプション工事.comに依頼するメリット
私たちは、新築オプション工事のプロフェッショナルとして、単に棚を取り付けるだけでなく、長く快適に使えるキッチン作りをサポートします。
1. 既存キッチンと完璧にマッチする「メーカー統一」
「後付けだと色が合わないのでは?」と心配される方もいますが、ご安心ください。既存キッチンのメーカー・品番を確認し、全く同じ面材(扉の色や柄)の製品を手配します。これにより、最初からそこにあったかのような一体感が生まれます。
2. 安全性を最優先した「耐震施工」
ネット通販やDIYでの設置と異なり、壁の下地(柱や補強材)を確実に探し出し、ビスで強固に固定します。吊戸棚を設置する場合、下地がない場所には補強工事も行いますので、地震時の転倒リスクを最小限に抑えられます。
3. 無料現地調査で「入るかどうか」を確実に判定
Web上の見積もりだけでなく、プロが実際に現地へ伺い、採寸やコンセント位置、下地の状況を確認します。「吊戸棚を付けたいけれど、天井高的に圧迫感が出ないか心配」といった相談にも、現場の状況を見ながらアドバイス可能です。
まとめ:迷ったらまずは現地調査でシミュレーションを
カップボードの吊戸棚は、収納力を確保する強力な味方ですが、設置にはバランス感覚が必要です。「上だけ無くしてカウンターのみにする」「あえて高さを抑えた吊戸棚にする」など、選択肢は豊富にあります。
「ハウスメーカーの見積もりが高すぎて諦めかけている」「自分たちに最適なプランがわからない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。しつこい営業は一切ありません。プロの視点で、あなたのキッチンに最適な収納プランをご提案します。

0120-761-125
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