新築戸建てでの新生活、ピアノや大型水槽といった重量物を置く予定はありますか?「床が抜けないか心配」「たわみが出たらどうしよう」という不安を解消するのが床補強工事です。
しかし、一言で「床補強」といっても、実際に床の下でどのような部材が使われ、どうやって強度を上げているのかを知る機会は少ないものです。
結論から言えば、プロの床補強は「点」ではなく「面」で支え、さらに「下からの突き上げ」を強化するために、複数の部材を適材適所で組み合わせます。根太(ねだ)や大引(おおびき)といった木材から、調整可能な鋼製束(こうせいづか)、剛性を高める構造用合板まで、それぞれの役割を理解することで、最適な工事を選ぶことができます。
この記事では、床補強に使われる主な部材の特徴と、コストパフォーマンスに優れた分離発注(専門業者への依頼)のメリットについて解説します。

床補強に使われる主な部材と役割:プロはどう使い分ける?
要約:床補強は「補強束」「大引・根太」「構造用合板」の3要素が基本。荷重を分散させ、下から強固に支えるためにこれらを組み合わせます。
床の強度を上げるためには、単に板を厚くするだけでは不十分です。重量物の重さを効率よく分散させ、それを確実に地面へ逃がす構造が必要です。ここでは、一般的に使用される主要な部材とその役割を解説します。
1. 荷重を支える基礎「鋼製束(こうせいづか)」と「補強束」
床のたわみを防ぐために最も重要なのが、床下から大引(床の骨組み)を支える「束(つか)」の存在です。
- 鋼製束(こうせいづか): 金属製で高さ調整が可能な束です。経年変化で木材が痩せても、ネジを回して高さを微調整できるため、長期的に水平を保つのに適しています。
- 補強束: 重量がかかるポイントに集中的に追加し、荷重をダイレクトに地面(基礎)へ伝えます。
2. 床の骨組みを強化する「根太(ねだ)」と「大引(おおびき)」
床板のすぐ下にある骨組みです。これらの密度や太さが強度のカギを握ります。
- 根太(ねだ): 床板を直接支える角材です。通常よりも本数を増やして間隔(ピッチ)を狭くすることで、床板のたわみを防ぎます。
- 大引(おおびき): 根太を支える太い土台となる木材です。ピアノのような数百キロ単位の重量物を置く場合、この大引自体を補強・追加することがあります。
3. 面で支えて剛性を高める「構造用合板」
骨組みの上に張る下地材です。一般的な床材の下に、厚みのある構造用合板(24mmや28mmなど)を追加または二重張りにすることで、荷重を「点」ではなく「面」全体に分散させます。これにより、ピアノの脚のような一点集中荷重による床の沈み込みを防ぎます。
4. 目的による使い分けのポイント
プロの職人は、設置する重量物の種類や床下の状況に合わせて、これらの部材を使い分けます。
- ピアノ・金庫(点荷重): 脚部分に負荷が集中するため、構造用合板で面強度を上げつつ、その真下に束を追加して突き上げ強度を確保します。
- 大型水槽・本棚(面荷重・長期荷重): 広範囲に重さがかかるため、根太のピッチを細かくし、全体的な剛性を高める施工を行います。
メーカー純正オプションと外部業者(分離発注)の比較
要約:外部業者(分離発注)は、現地調査に基づく柔軟な提案とコストパフォーマンスが魅力。中間マージンを抑えられる点が大きなメリットです。
新築時にハウスメーカーに依頼する「純正オプション」と、引き渡し後に専門業者へ依頼する「分離発注」。それぞれの特徴を整理しました。
| 比較項目 | メーカー純正オプション | 外部専門業者(分離発注) |
|---|---|---|
| 費用・価格感 | 割高な傾向(中間マージン含む) | 適正価格(直接施工でコスト抑制) |
| 提案の柔軟性 | 規格内の仕様に限定されることが多い | 現地調査に基づき、予算や目的に合わせた部材選定が可能 |
| 施工タイミング | 建築工事と同時進行 | 引き渡し後、入居前がベスト (入居後の施工も相談可) |
| 重量物への対応 | 一般的な補強範囲 | ピアノ、大型水槽など数百キロ級の特殊重量物にも対応可能 |
オプション工事.comの床補強サービスの特徴
要約:2㎡まで税込71,500円からの明朗会計。ピアノや大型水槽の実績も豊富で、安心の現地調査を実施しています。
当社の床補強工事は、お客様が長く安心して暮らせるよう、重量物の種類や設置場所に合わせた最適な補強を行います。
明確な料金設定
不透明になりがちな追加工事費用ですが、当社では分かりやすい価格設定を提示しています。
- 基本施工(2㎡まで): 65,000円(税込71,500円)
- 追加施工(2㎡以降): 25,000円(税込27,500円)
※取り付け工事費を含みます。
メリットと必要性
床補強を行わないまま重量物を長期間置くと、床のたわみや軋み(きしみ)が発生し、最悪の場合は転倒リスクにも繋がります。特に以下のアイテムを設置予定の方は、必須の工事と言えます。
- ピアノ: アップライトで約200kg〜、グランドピアノで最大500kgにもなります。
- 大型水槽: 水とガラスの重さは想像以上で、床への負担は甚大です。
- 大型本棚・金庫: 一度設置すると移動させないため、長期的に同じ場所に負荷がかかり続けます。
当社では、これらの重量物に耐えうる強固な床下環境を構築します。
まとめ:最適な部材選びはプロの現地調査から
床補強は、単に「丈夫にする」だけでなく、何を置くか、どの位置に置くかによって、使うべき部材(補強束、合板、根太の配置など)が変わってきます。これらを適切に組み合わせることで、無駄なコストを抑えつつ、最大限の効果を得ることができます。
「ウチの場合はどんな補強が必要?」「費用は正確にいくら?」と気になった方は、まずはプロによる現地調査をご利用ください。新築の引き渡し前や入居前であれば、家具移動の手間もなくスムーズに施工可能です。

0120-761-125
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