新築住宅の庭や犬走りに砂利を敷こうとしたとき、最初に困るのが、
「6号砕石って、どれくらい買えばいいの?」
「10㎡なら何kg必要?」
「20kg入りなら何袋買えばいい?」
「1立米って何トン?」
という砂利の「量」の問題です。
結論からいうと、6号砕石の必要量は、
面積(㎡)× 厚み(m)× 1㎥あたりの重量(kg)
で概算できます。
例えば、6号砕石を1㎥あたり1,600kgとして計算した場合、
・厚さ3cm:1㎡あたり約48kg
・厚さ4cm:1㎡あたり約64kg
・厚さ5cm:1㎡あたり約80kg
がひとつの目安です。
つまり、10㎡の場所へ厚さ4cmで敷くなら約640kg。
ホームセンターで20kg入りの袋を購入するなら、
640kg ÷ 20kg=32袋
ほど必要になる計算です。
「砂利を敷くだけだから20袋くらいあれば十分だろう」と感覚で購入すると、途中で足りなくなる可能性があります。
この記事では、新築住宅の庭や犬走りで使われることの多い6号砕石について、必要量の計算方法をできるだけわかりやすく解説します。
DIYで施工する場合の注意点や、砂利敷きを専門業者へ依頼する場合との違いも紹介します。
6号砕石とは?庭や犬走りに使いやすい5〜13mm程度の砕石

6号砕石とは、一般に粒の大きさが約5〜13mmの砕石です。
天然の岩石を砕き、一定の大きさにそろえたものが使われます。
粒が比較的小さいため、住宅では、
・建物まわりの犬走り
・庭
・家の裏側
・軒下
・防草シートの上
・外構の化粧砂利
などに使用されることがあります。
実際に砕石メーカーでも、6号砕石を5〜13mm程度として扱い、住宅まわりや軒下などの用途を案内しています。
ただし、「6号砕石だから全国どこで購入しても重量や色がまったく同じ」というものではありません。
石の種類、採石場、水分量などによって重量や見た目には差があります。
そのため、この記事で紹介する重量はあくまで必要量を考えるための目安として利用してください。
6号砕石の必要量を計算する3つの換算

砂利の必要量がわかりにくい理由は、
「㎡」
「㎥」
「kg」
「トン」
「袋」
と複数の単位が登場するからです。
しかし、次の3段階で考えれば難しくありません。
①㎡から㎥へ換算する
②㎥からkg・トンへ換算する
③kgから袋数へ換算する
順番に見ていきましょう。
換算① 面積(㎡)から必要な体積(㎥)を計算する

まず必要なのは、「砂利を敷く場所の広さ」と「砂利の厚み」です。
計算式は、
面積(㎡)× 厚み(m)=必要な体積(㎥)
です。
例えば、
縦2m × 横5m=10㎡
の犬走りに、厚さ4cmの砕石を敷く場合を考えてみます。
4cmはメートルに直すと0.04mです。
そのため、
10㎡ × 0.04m=0.4㎥
となります。
つまり、必要な砂利の体積は約0.4立米です。
「1立米」とはどのくらい?
「立米(りゅうべい)」とは㎥のことで、
縦1m × 横1m × 高さ1m
の体積です。
外構工事や土木工事では、土や砂利などを「○立米」で扱うことが多いため、見積書でもよく登場します。
ここで重要なのは、10㎡だから砂利も10立米必要になるわけではないということです。
砂利は数cmの厚みで敷くため、
10㎡ × 4cm=0.4㎥
となります。
換算② 立米(㎥)からkg・トンへ換算する

次は0.4㎥の砕石が何kgになるかを計算します。
ここで使うのが、1㎥あたりのおおよその重量です。
砕石は石の種類、粒度、水分量などによって重量が異なるため一律ではありませんが、必要量を概算するときには、1㎥あたり約1,500〜1,700kg前後をひとつの目安として計算する方法があります。
例えば中間の1,600kg/㎥として計算すると、
0.4㎥ × 1,600kg=640kg
です。
つまり、
10㎡ × 厚さ4cm=約640kg
がひとつの目安になります。
トンに直す場合は、
640kg ÷ 1,000=0.64t
なので、約0.64トンです。
「比重」と「1㎥あたりの重量」は厳密には少し違う
砂利の必要量を調べると「砕石の比重は○○」という説明を見かけることがあります。
しかしDIYで必要量を計算するときに知りたいのは、厳密には石そのものの比重というより、砂利を積んだ状態で1㎥あたり何kgになるかという「かさ密度・単位容積重量」です。
砕石と砕石の間には空間があるためです。
一般の方が庭の砂利量を計算するときは、「1立米あたり何kgとして計算するか」と考えれば十分です。
実際に大量注文する場合は、購入予定の販売店や施工業者へ確認するのが確実です。
換算③ kgからホームセンターの袋数へ変換する

次に、必要重量をホームセンターで販売されている袋数へ換算します。
例えば必要量が640kgで、1袋20kgの商品なら、
640kg ÷ 20kg=32袋
です。
つまり、20kg入りなら約32袋必要になります。
袋の容量が15kgなら、
640kg ÷ 15kg=約42.7袋
なので、43袋程度です。
商品によって1袋あたりの重量が違うため、必要重量 ÷ 1袋の重量=必要袋数と覚えておきましょう。
6号砕石は1㎡あたり何kg必要?

毎回計算するのが面倒な方のために、1㎡あたりの目安をまとめると次のようになります。
※1㎥=1,600kgで計算した概算です。
| 敷く厚み | 1㎡あたりの目安 | 20kg袋の目安 |
|---|---|---|
| 3cm | 約48kg | 約2.4袋 |
| 4cm | 約64kg | 約3.2袋 |
| 5cm | 約80kg | 約4袋 |
例えば10㎡なら、
| 敷く厚み | 10㎡の必要量 | 20kg袋 |
|---|---|---|
| 3cm | 約480kg | 約24袋 |
| 4cm | 約640kg | 約32袋 |
| 5cm | 約800kg | 約40袋 |
20㎡に厚さ5cmで敷けば、
20㎡ × 0.05m × 1,600kg=1,600kg
となり、約1.6トンです。
20kg袋なら80袋になります。
面積が大きくなるほど、DIYでは材料費よりも「運搬」が大きな問題になってきます。
砂利の厚みは3cm・4cm・5cmのどれがいい?

必要量を大きく左右するのが「厚み」です。
例えば10㎡でも、
3cmなら約480kg
5cmなら約800kg
と約320kgも違います。
そのため、先に厚みを決めてから注文することが重要です。
住宅まわりで防草シートの上に化粧目的で砂利を敷く場合は、3〜5cm程度をひとつの目安として考えます。
ただし、
・地面に凹凸がある
・石が沈みやすい
・歩くことが多い
・下地が柔らかい
・石の粒径が異なる
など、現場の状態によって適切な厚みは変わります。
「とにかく薄く敷けば安く済む」と考えると、地面や防草シートが見えたり、歩くうちに砂利が移動したりして、後から追加することになる場合があります。
計算通り買ったのに足りない?よくある3つの失敗

計算式が正しくても、実際に施工すると「砂利が足りなかった」ということがあります。
原因として代表的なのが次の3つです。
1.地面が完全に平らではない
計算では「10㎡に均一に4cm」と考えます。
しかし、実際の地面には高い場所と低い場所があります。
低い場所を砂利で埋めると、その分だけ計算より多く必要になります。
そのため、施工前の整地が重要です。
2.施工中に砂利が移動する
犬走りや庭では、人が歩くことで砂利が少しずつ移動します。
端に寄ったり、踏まれて地面になじんだりすると、施工直後より薄く感じる場所が出てくることがあります。
現場の状態を見ながら、多少の余裕を考えておくと安心です。
3.面積の測り方が間違っている
家の周囲は必ずしもきれいな長方形ではありません。
室外機、雨水桝、給湯器、建物の凹凸などがあり、測り方が複雑になる場所もあります。
その場合は、
「大きな長方形」
「細い長方形」
など複数のエリアに分け、それぞれの面積を計算して最後に合計すると測りやすくなります。
640kgの砂利、本当に自分で運べる?

砂利DIYで見落としやすいのが重量です。
先ほどの10㎡・厚さ4cmでも、約640kgありました。
20kg袋なら32袋です。
1袋ずつ見ると「20kgなら運べそう」と感じますが、
20kg × 32回=640kg
を、
・店の棚から台車へ載せる
・車へ積む
・自宅で降ろす
・庭まで運ぶ
・袋を開ける
・敷き均す
という作業が発生します。
さらに車には車種ごとに乗車人数や積載に関する条件があります。
一度に大量の砕石を無理に積まず、必ず車両の許容範囲を確認してください。
大量に必要な場合は、「袋で買えるか」だけでなく、現実的に運搬できる重量なのかまで考えておきましょう。
砂利を敷く前に「土を削る作業」が必要になることも

もうひとつDIYで見落としやすいのが「鋤取り(すきとり)」です。
現在の地面の上へ、そのまま厚さ5cmの砕石を敷けば、当然地面の高さも約5cm上がります。
しかし住宅まわりには、
・玄関ポーチ
・基礎
・雨水桝
・排水設備
・エアコン室外機
・隣地境界
などがあります。
地面を単純に高くできない場合は、砂利を敷く前に既存の土を削って高さを調整します。
これが鋤取りです。
そして鋤取りをすると、今度は大量の残土が発生します。
例えば10㎡を4cm削るだけでも、計算上は、
10㎡ × 0.04m=0.4㎥
の土が発生します。
掘った土を「庭のどこかに置いておけばいい」というスペースがなければ、搬出・処分も考える必要があります。
砂利敷きは「砂利の購入量」だけではなく、下地づくりと残土処理まで含めて考えることが重要です。
防草目的なら砂利だけではなく防草シートも検討する

新築住宅で6号砕石を敷く目的として多いのが雑草対策です。
しかし、砂利だけを敷けば完全に雑草が生えなくなるわけではありません。
防草を重視する場合は、整地 → 防草シート → 砂利という施工を検討します。
防草シートによって地面へ届く光を抑え、その上に砂利を敷くことで、見た目を整えながら雑草対策を行います。
ただし、防草シートも隙間なく施工する必要があります。
建物の基礎まわり、室外機、桝、配管などの細かい部分で隙間ができると、そこから雑草が生えてくることがあります。
DIYと専門業者、どちらが向いている?

DIYと専門業者にはそれぞれメリットがあります。
| 比較 | DIY | オプション工事専門業者 |
|---|---|---|
| 材料購入 | 自分で手配 | 業者が手配 |
| 運搬 | 自分で行う | お任せ |
| 整地 | 自分で施工 | プロが施工 |
| 鋤取り | 自分で施工 | 対応可能 |
| 残土処分 | 自分で手配 | 工事に含められる |
| 防草シート | 自分で施工 | 一括施工可能 |
| 砂利敷き | 自分で施工 | お任せ |
| 向いているケース | 小面積・DIYを楽しみたい | 面積が広い・手間を減らしたい |
例えば玄関横の1〜2㎡程度なら、DIYでも比較的挑戦しやすいでしょう。
一方で10㎡、20㎡と広くなると、必要な砂利だけでも数百kg〜1トンを超える場合があります。
面積が広い場合は、DIYの材料価格だけを比較するのではなく、運搬・整地・鋤取り・残土処分・防草シート施工まで含めた総コストで比較することをおすすめします。
オプション工事.comなら砂利敷きをまとめて依頼できます

オプション工事.comでは、新築住宅の「砂利敷き(6号砕石)」に対応しています。
単に6号砕石を運んで撒くだけではなく、
1. 除草・整地
2. 必要に応じた残土鋤取り
3. 防草シート施工
4. 6号砕石の敷設・敷き均し
までまとめてご相談いただけます。
現在のプランは、10㎡まで55,000円(税込)。
10㎡を超える場合は、1㎡あたり5,500円(税込)が目安です。
※施工条件、搬入条件、現地状況などによって内容・費用が変わる場合があります。正式な費用は現地確認・お見積もりでご確認ください。
「必要量を計算してみたら700kg近くになった」
「ホームセンターから何往復すればいいかわからない」
「防草シートまで自分できれいに施工できるか不安」
「土を削ったあと、残土をどう処分すればいいかわからない」
という場合は、DIYを始める前に一度見積もりを取って比較するのもおすすめです。
よくある質問

Q.6号砕石は1㎡あたり何kg必要ですか?
1㎥を約1,600kgとして計算すると、厚さ3cmなら約48kg、4cmなら約64kg、5cmなら約80kgが目安です。
実際の重量は石の種類や水分量などによって異なります。
Q.6号砕石20kgで何㎡敷けますか?
1㎥を約1,600kgとして計算すると、20kgで敷ける面積の目安は、厚さ3cmで約0.42㎡、厚さ4cmで約0.31㎡、厚さ5cmで約0.25㎡です。
つまり厚さ5cmなら、1㎡あたり20kg袋を約4袋使う計算になります。
Q.10㎡に6号砕石は何kg必要ですか?
厚さ4cm、1㎥あたり1,600kgとして計算すると、
10㎡ × 0.04m × 1,600kg=640kg
なので約640kgです。
20kg袋なら約32袋になります。
Q.1立米の6号砕石は何トンですか?
石の種類や水分量などによって変わりますが、必要量を概算するときは約1.5〜1.7トン程度を目安として扱うことがあります。
正確な重量が必要な場合は購入先へ確認してください。
Q.砂利は多めに買ったほうがいいですか?
地面の凹凸や施工時の移動などで、計算通りの量では不足することがあります。
一方で大量に余らせると処分にも困るため、現場状態を確認しながら購入量を決めることが重要です。
広い面積の場合は専門業者に必要量を算出してもらう方法もあります。
6号砕石は「㎡×厚み×1㎥あたりの重量」で計算する

6号砕石の必要量は、次の3段階で考えると簡単です。
① 面積×厚みで㎥を出す
② ㎥×1㎥あたりの重量でkgを出す
③ kg÷1袋の重量で袋数を出す
例えば10㎡に厚さ4cmで敷き、1㎥=1,600kgとして計算すると、
10㎡ × 0.04m=0.4㎥
0.4㎥ × 1,600kg=640kg
640kg ÷ 20kg=32袋
となります。
計算だけを見ると簡単ですが、実際の砂利敷きでは、
・数百kgの砂利の運搬
・整地
・鋤取り
・残土処分
・防草シート施工
・砂利の敷き均し
まで必要になる場合があります。
「砂利を買ってから考える」のではなく、まず必要量と施工方法を整理しましょう。
オプション工事.comでは、現地の広さや状態を確認したうえで、必要な砂利の量や施工内容をご提案しています。
DIYと専門業者のどちらがよいか迷っている段階でもご相談いただけます。


0120-761-125