「新築のキッチン、収納が足りないけれど、どんな食器棚を選べばいいかわからない」「せっかくの新築だから、インテリアに馴染むおしゃれなものを置きたいけれど、予算は抑えたい」
新築戸建てを購入された方の多くが直面するのが、このカップボード(食器棚)選びの悩みです。毎日使う場所だからこそ、使い勝手も見た目も妥協したくないですよね。
結論からお伝えすると、新築住宅において最も満足度が高いのは、システムキッチンと同じメーカーで揃える「造り付け(後付け)カップボード」です。地震への安全性、掃除のしやすさ、そしてLDK全体の統一感において、市販の置き型家具とは一線を画します。
この記事では、住宅オプション工事のプロである当社が、失敗しないカップボードの選び方やサイズ感、そして「メーカー純正品を賢く安く設置する方法」について解説します。

カップボード選びで失敗しないための4つの基準
サイズは「通路幅」と「家電」、デザインは「キッチン合わせ」が鉄則。ゴミ箱収納の有無も事前に計画しましょう。
カップボードを選ぶ際、デザインだけで決めてしまうと「通路が狭くて料理しにくい」「電子レンジが置けない」といった失敗につながります。以下の4点を必ずチェックしましょう。
1. サイズ選び(幅・奥行き・高さ)
最も重要なのがサイズです。特に注意したいのが奥行きと通路幅の関係です。
- 幅(間口):設置場所の壁の長さを正確に測ります。冷蔵庫を置くスペース(一般的に70cm〜80cm程度)を確保した残りのスペースが、カップボードの設置可能幅となります。
- 奥行き:一般的に45cmまたは65cmが主流です。収納力は増しますが、奥行きが深すぎると通路が狭くなります。キッチンとカップボードの間は、最低でも80cm〜90cm空いていると作業がスムーズです。
- 高さ(吊戸棚):天井の高さや梁(はり)の有無を確認します。高い位置の収納は使いにくい場合もあるため、身長に合わせて検討が必要です。
2. 収納タイプ(家電・ゴミ箱の配置)
「炊飯器やポットをどこに置くか」「ゴミ箱を見せたくない」といった要望に合わせてユニットを組み合わせます。
- 家電収納タイプ:蒸気が出る炊飯器などを置くためのスライド棚や、コンセントが付いたタイプ。
- ダストワゴン対応:下部がオープンになっており、キャスター付きのゴミ箱をすっきり収納できるタイプ。生活感が出やすいゴミ箱を隠せるため人気です。
3. デザインと統一感(面材合わせ)
LDK(リビング・ダイニング・キッチン)がつながっている間取りでは、カップボードもインテリアの一部です。システムキッチンと同じメーカー・同じ扉カラー(面材)を選ぶことで、まるで最初から備え付けられていたかのような統一感が生まれます。
4. 機能性(耐震・衛生面)
毎日使う場所だからこそ、安全性と清潔さも重要です。壁に固定する造り付けタイプは、地震時の転倒リスクが非常に低く安心です。また、天井や壁との間に隙間ができないため、ホコリが溜まらず衛生的です。
【比較表】メーカー純正「造り付け」vs 家具店「据え置き」
初期費用は据え置き型が安いものの、耐震性・衛生面・デザイン性では「造り付け」が圧倒的に有利です。
ニトリやIKEAなどの家具店で販売されている「据え置き型」と、住宅設備メーカーの「造り付け型」の違いを整理しました。
| 比較項目 | メーカー純正(造り付け) | 家具店・市販品(据え置き) |
|---|---|---|
| 設置方法 | 壁や床にビスで強固に固定 | 床に置くだけ(転倒防止器具が必要) |
| 耐震性 | 非常に高い(倒れてくる心配がほぼない) | 低い(地震時に転倒・移動のリスクあり) |
| 衛生面 | 高い(隙間がなくホコリやゴミが入らない) | 低い(壁や床との隙間にホコリが溜まる) |
| デザイン | 完全統一(キッチンと同じ面材が可能) | 不一致(似た色でも質感や木目が異なる) |
| 収納効率 | デッドスペースなし(天井まで活用) | デッドスペースが発生しやすい |
| 価格目安 | 20万〜50万円(依頼先による) | 15万〜30万円 |
価格面では市販品に分がありますが、長く住む家の安全性や掃除の手間を考えると、造り付けカップボードのコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
依頼先でこんなに違う?費用相場と賢い購入方法
同じメーカー品でも、依頼先によって10万円以上の差が出ることがあります。専門業者への分離発注がコストダウンの鍵です。
「造り付けは高い」というイメージがあるかもしれませんが、それは依頼先によるマージン(仲介手数料)が大きく影響しています。同じLIXILやPanasonicの製品でも、どこに頼むかで価格は大きく変わります。
- ハウスメーカー:40万〜50万円
安心感はありますが、中間マージンが乗るため価格は高めです。割引率も低い傾向にあります。 - リフォーム会社・工務店:30万〜45万円
会社によって幅があります。相見積もりで調整可能な場合もあります。 - オプション工事.com(専門業者):20万〜30万円
メーカーからの直接仕入れと、自社施工または直接提携職人による施工で中間コストをカット。ハウスメーカーと同等の品質を格安で提供可能です。
当社の経験則では、上限28万円程度の予算を見ていただければ、家電収納やダストワゴンを含めたご希望のユニット設置が可能です。
オプション工事.comでの施工事例とプラン例
LIXIL製品を中心に、工事費込み20万円台前半からのプランをご用意しています。
当社では、LIXIL、ファーストプラス、ハウステック、Panasonic、クリナップなど、主要メーカーのカップボードを取り扱っています。基本的には、お客様の既存キッチンと同じメーカー・モデルでのご提案となります。
人気のプラン例(工事費込み)
※価格は一例です。現地の状況や選定するオプションにより変動します。
- プランNO.S2001:約21.7万円(税込 約23.9万円)
壁付ハイフロアプラン、1段引出し付開き扉タイプ。
シンプルに収納量を確保したい方向け。 - プランNO.S2005:約23.1万円(税込 約25.4万円)
家電収納タイプ、ダストワゴンセット付き。
炊飯器の蒸気対策や、ゴミ箱を隠してスッキリさせたい方に一番人気の構成です。電源分岐工事費も含まれています。
導入までの流れと注意点
まずはショールームでイメージを固め、無料現地調査を依頼しましょう。Web上のカート注文だけでは確定しません。
カップボードはオーダーメイドに近い性質を持つため、以下のステップで進めるのが確実です。
- イメージ作り・ショールーム見学
家族で使い方を話し合い、メーカーのショールームで実物の色や高さを確認します。 - 見積もり・現地調査依頼
Webサイトから問い合わせを行い、プロによる現地調査を依頼します。コンセントの位置や下地の有無を正確に確認するため、現地調査は必須です。 - プラン決定・発注
提案内容と見積もりに納得いただけたら契約・発注となります。納期は数週間〜1ヶ月程度かかります。 - 施工(通常1〜2日)
下地補強や配線工事を行い、本体を設置します。プロの施工により、隙間なく美しく仕上がります。
失敗しないためのチェックポイント
- 下地補強:吊戸棚を付ける場合、壁に十分な強度(下地)が必要です。無い場合は補強工事が必要になります。
- コンセント位置:家電を置く位置にコンセントが届くか、数は足りているかを確認します。
- 他メーカーの混在:機能的には設置可能ですが、色味や木目が微妙に合わない可能性があるため、基本は同メーカー推奨です。
まとめ:理想のキッチン収納を賢く手に入れるなら
カップボードは、キッチンの使い勝手とインテリアの質を左右する重要なアイテムです。ハウスメーカーの見積もりが高くて諦めかけていた方も、専門業者への「分離発注」なら、予算内でメーカー純正の造り付けカップボードが実現できるかもしれません。
「うちのキッチンに合うサイズは?」「総額でいくらになる?」など、具体的な疑問をお持ちの方は、ぜひ一度当社の無料現地調査をご利用ください。しつこい営業は一切なく、プロの視点で最適なプランをご提案します。

0120-761-125
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