床補強
床補強 (046)
・ピアノや水槽などの重量物を安心して置ける
・床の耐荷重を大幅に上げることができる
・荷重による床のたわみを防ぐことができる
・重たいものでも気にせずに置くことができる
・床の不安定さから転倒するなどの危険性がなくなる
・重量のあるものでも迷わずに購入できる
・しっかりとした施工が必要
・床補強の工事費用がかかる
家の中には「ピアノ、水槽、大型本棚、大型金庫」など、重量物と呼ばれる重たいものがあります。
普段は特別に意識することがない床下ですが、実は床は住宅を支えてくれる大事な存在。
数百キロにもなる重量物がある場合は、重さに耐えるための床補強が欠かせません。
床補強工事をおこなっておくことで、耐荷重を上げることができます。
床は家を安全な状態で住めるように支えてくれる大事な土台。
住宅の一般的な構造では「重量物を置くこと」を想定して作られていません。
お子さんの成長や家族が増えるにつれ、家具、本棚の中身、荷物などもどんどん増えていきます。
長い間重量物を置いている家では、ある日「床のたわみ」により床が不安定になり、重たいもののそばを歩くと上下の揺れを感じる、ギシギシと床が鳴るなどの現象が起こることがあります。
不安定になった床のそばを歩くのは危険ですし、思わぬ転倒などの原因になってしまうことも。
「床への負担がどのくらいかかっているのか?」と不安になっても、住み始めてからではなかなか把握しづらいもの。
たわみなどを放置しておくと、さらに状態が悪くなってしまうことも考えられます。
床補強は今ある家具の置き場はもちろん、将来的に考えて「もしピアノを買うならここに置く」「いつか大きな水槽を置くならこの場所」などイメージングしておくと、あとで慌てることもありません。
欲しいと思ったものを「床への負担が心配」と諦めてしまうのはもったいないですよね。
床補強工事をしておくことで、普段からの「いつかなにかしらの不具合が起きるのだろうか」といった不安や心配がなくなり気分もラクになります。
ピアノはとても重い楽器です。
アップライトピアノだと200kg - 270kg程度。
グランドピアノだと250 - 500kg程度になることも。
癒やしの存在となってくれる水槽。実際はかなりの重さがあります。
リビングに大きめの水槽を置きたいというお宅が増えています。
通常の本棚使用では問題ありませんが、かなり大きい本棚がある場合は注意が必要。
壁一面に本棚をズラリと並べている
書斎に本類をまとめて保管している
専門書、辞典、図鑑などを揃えている など。
大型の本棚にぎっしりと本が並べられているケースではかなりの重量になってきます。
大事なものを安心して保管できる大型金庫。
サイズによりますが、大きいものだとかなりの重量になることが多いです。